教育機関におけるトレーニングマシン導入事例 早稲田大学レスリング部
教育機関におけるトレーニングマシン導入事例 早稲田大学レスリング部

東京都新宿区の早稲田大学早稲田キャンパスにある早稲田大学レスリング部の練習場には、日本レスリング界の発展に尽力した八田一朗氏が書いた「闘魂」の文字が掲げられている。八田氏は「八田イズム」といわれる指導方法によって五輪メダリストを多数輩出し、レスリングを日本のお家芸と言われるまでにした人物だ。1931年、早大柔道部の一員として米国遠征に参加し、その際にレスリングに触れ、帰国後に同大学においてレスリング部を創設した。部は1934年に大学から公認され、同年に東日本リーグ戦の前身である対抗戦を行った。その後、早稲田に続いて他大学でもレスリング部が創設され、日本のレスリングは大学の部活動から発展していったと言える。
現在も同部の部員の多くは早稲田でレスリングをしたくて入学した者が殆どだと言う。そんな歴史を持つ早稲田大学レスリング部道場に、2020年頭、PRECORのフィットネスマシンを導入。4年後のパリも見据えた現役の学生選手達にトレーニングについて話を伺った。
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安楽龍馬さん(スポーツ科学部ビジネスコース3年、現総合主将)
スポーツに関わるビジネス、例えばスポーツクラブ経営や、スポーツの大会運営、または勝ち負けに左右されない、競技から離れたコミュニティスポーツ等について学んでいる。日本も一生現役でスポーツを楽しめる、全てのスポーツを、あらゆる世代を通して行えるようなスポーツ社会になると良いと思う、スポーツを通して人と人が関わりあえるビジネスをやってみたいと言う。卒業後もパリを目指して競技を続けたいと思っている。
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小玉彩天奈さん(社会科学部3年)
父親がレスリングをしていて中高と地元でレスリング部に所属。早稲田を選んだのはレスリングをするため。政治経済、会計、哲学などを勉強していて、授業とレスリングは関係無し。就職活動はまだしておらず、競技を続けるか迷っている。最近まで卒業後はレスリングを続けないと思っていたが、色々な人から話を聞いて、パリを目標にしたいと思っている。大学4年間のうちに全日本(天皇杯全日本選手権)で優勝する事が目標。
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小西拳さん(スポーツ科学部トレーナーコース3年)
家族に格闘技をやっていた人はいなくて、小中では野球と相撲をやっていた。現在トレーナー学科でトレーナーの勉強をしている。
『トレーニングは誰かが指導しているのですか?内容や強度、回数、スケジュール等はどのように決めているのですか?』
『レスリング以外のこういうウエイトトレーニングに関しては、自主性が求められています。時間と場所を与えるけどやるのは自分。自分がやらないと強くなりません。内容や方法は自分達で調べて取り入れています。ネットで調べる事が多くて、自分が今力を入れているのがアジリティトレーニング。スピード緩急、クイック性とか。早稲田は言われてやるのではなく、自分で考えてやる校風です。それでも意味のある効率の良い練習が出来ていることがこの大学の強みだと思います。自信を持ってやっています。』(安楽さん)
『朝練などは各自、自分の苦手な所、足りないところの自主練を行っています。トレーニングの日はその日の部位を決めて追い込みます。そんなにトレーニング方法を知っている訳では無いので、学生トレーナーから、また全日本合宿などで学んで取り入れています。私はトレーニングの情報収集を研究したりはしていません。トレーニング知識が豊富な訳ではないのですが、自分に足りないのはここだからこれをやろう、と言うのは分かっていて、特に引っ張る力と体幹が弱くてレスリングに繋げるとそこが一番課題でタックルが取れない。大学に入って徐々についてきたのですが、その理由はレスリングの練習もそうだけど、早稲田に入って体幹強化に特化したトレーニングもするようになって、そのおかげもあると思います。主に自重やマシンを使って行っています。』(小玉さん)
『高校では監督がいて、監督の言ったメニューをやっていました。一方的に言われてやると言う感じでした。大学では、強くなりたかったら自分でやる。周りは言ってくれない。自分で気づかなくてはいけない。そこが高校よりシビアになっていると思います。
トレーナーコースで、リコンディショニング、トレーニング、レジスタンストレーニングやテーピング方法、ストレッチングなど、トレーナーになるための勉強をしています。昔は量やれば、そしてたんぱく質を取っていれば何とかなると思っていたけど(笑)、トレーニングを学ぶことによって、フォームや、意識すべき筋肉等が分かってレスリングに還元できます。昔はベンチが好きだったけれど、レスリングは背筋が大事なことに気付いて、最近はベントオーバーロウとかの効いている感じが好きです(笑)。』(小西さん)
『PRECORのフィットネスマシンが来て変化はありましたか?』
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『こういうPrecorのマシンを使ったトレーニングはレスリングには必須だと思います。レスリングは背筋力がすごく大事で、それをコンスタントに詰められる事がレスリングにとって大事。マシン導入にあたっては、ほぼ背筋力に特化したマシンを希望しました。レスリング選手は皆逆三角の体系が多いですね。コンディショニングに関しては在学のトレーナーの勉強をしている学生トレーナーから学ぶこともあります。人と同じことをするのが嫌なので、自分でこれだと思うものを自分で試します。今の環境はトレーニング的に恵まれていると思っています。』(安楽さん)
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『トレーニングの幅が広がりました。今までは安全バーが無かったのでスクワットも自分が潰れない程度の力でしかやっていなかったのが、MAXの力が出せるようになりました。今まではバーでしかできなかった事が、ラックやマシンがある事でもっと細かく鍛えたい部位を意識して、色々な事ができるようになりました。』(小西さん)
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『フィットネスマシンの導入に至ったのはどうしてですか?』
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『以前はパワーラックやトレーニングマシンが全く無くて、あると良いねと言う話になり、YouTubeやネットで検索した所、PRECORの名前を知りました。部内で話し合い、企業と連携をしていこうという話になり、PRECORに連絡をしました。トレーニングマシンに関してはカタログを見て部員で集計を取ってマシンを選びました。』(小西さん)
『増やす事になったらどんなトレーニングマシンが欲しい?』
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『自重トレーニングも多くやっているけど、器具を使ったアジリティ系や反射神経を強化できるような機器に興味があります。』(安楽さん)
『ケーブルマシンがあるとレスリングに特化したトレーニングに役立つと思います。』(小西さん) -

小玉さんは下記のようにも話してくれました。『高校生の時に早稲田に練習に来て、そしてレスリングをするために早稲田にきて、本当に良かったです。高校で進路を迷ったけど、今は部活動が楽しくて、この部が大好きです。恵まれていると思っています。』
『今回お話してくださった3人全員が、この部が大好きだと、環境が良いと話されています。それはどうしてだと思いますか?』
『すごくストイックだし、他の大学と比べると人数も凄く少ないけど、皆と信頼関係がとても強いんです。その良い雰囲気はOBの監督と学生の距離感が近いのと、各学年同期が少ないけど他の学年ともコミュニケーションがしっかり取れているからだと思います。』(安楽さん)
『一人一人、個性が強いけど、人を思いやる気持ちが本当に強くて、練習の雰囲気も凄く良く、練習が終わった後も違った雰囲気でまた良いんです。その良い雰囲気を作っているのは一人一人の意識とお互いの信頼、ONとOFFの切り替えだと思います。』(小玉さん)
『高校の時練習を見に来て、雰囲気が良くて、皆が強くて早稲田に来たくなりました。雰囲気が良いから強い人が集まってくるのだと思います。強い人は自主性が凄いです。雰囲気が良いのは人数が少ないので一方的な上下関係が無く、良いコミュニケーションのおかげだと思います。』(小西さん)

早大レスリング部は様々なスポーツ関連会社と提携をし、協賛を得て活動の成果を各社に還元している。
早稲田大学レスリング部
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インタビュアー:PRECORマーケティング 2020年10月27日
